妊婦健診&出産費用 出産一時金の42万円では足りない! 実際いくらかかったか大公開!東京衛生病院編

本記事は2018-19年の体験をもとに2019年に公開されました。 

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出産にはお金がいる

出産一時金は42万円。他には?

お金の入った封筒のイラスト(円)
ざっくり言うと妊娠85日以降であれば、
会社勤めの方も、自営の方も、専業主婦の方や学生さんで扶養に入ってる方も42万円は皆さん貰えるお金です。
また健康保険組合によっては、独自に付加給付でプラス10万円前後が上乗せで給付されることもあります。 なので妊娠するまでは、
「妊娠したら、プラスやん!うらやましい!🤤」などと思っていましたが、 ぜんっぜん足りないですよ、これが!! なぜなら妊娠~出産までの間、
何度も病院に通うからです。出産のときも入院するので高額になります。 そして、ここがポイントなのですが、

出産は病気ではないので、健康保険が効きません。
全額負担です。
不妊治療費も保険が使えませんよね…(※2022年4月から適用になりました)
日本って少子化なのに、まだこんなに負担させるのかしら?

都立病院

私が住む東京都では、妊娠が順調でも、42万円では足りません。都立病院ならギリギリかな?

東京都立広尾病院
東京都立大塚病院東京都立多摩総合医療センター

実際に支払った産婦人科・産科~産後検診までの費用

「全国平均は約50万円で42万円が支給されればペイできる」などと言われていますが、

私は平均値でなくて、東京都の都立病院以外でいくらかかったのか
実際の金銭事情が知りたかったです!

なので私の実際の費用をご紹介いたします。 

妊娠発覚~分娩~退院

妊娠週数金額(円)内容
53,240妊娠発覚(自費)
65,240妊婦健康診査①
心音確認、子宮頸がん検診など
93,240妊婦健康診査②
95,240診察&診断書
定期健診ではないので自費
1330,715妊婦健康診査③
出産予定日確定&分娩日予約
検査(自費)
17870妊婦健康診査④
ブドウ糖検査(保険適用) 
191,070神経科受診
医師の指示で受診
219,300妊婦健康診査⑤
貧血検査(自費)
両親学級(無料)
2610,295妊婦健康診査⑥
検査(自費)
284,670妊婦健康診査⑦
検査(自費)
3012,345妊婦健康診査⑧
検査(自費)
321,300妊婦健康診査⑨
検査(自費)
3444,760妊婦健康診査⑩&2泊3日入院
検査(自費&一部保険適用)
368,040妊婦健康診査⑪
検査(自費)
362,370診察(定期健診ではないので自費)
37760,885入院6泊7日

TOTAL: 907,100円   90万円越え!!!!

妊婦検診は助成を使った後の金額です。

出産一時金42万円を引くと487,100円でした。交通費は含みません。

妊婦検診から分娩・入院で約50万円でした。 50万円!!!!!


9週までは近所の産婦人科に行っていました。
9週終わりごろに分娩予約が取れたので、以降は 東京衛生病院という、無痛分娩で有名な総合病院に通いました。出産も衛生病院です。 ここは自費の検査項目が多いです。ほぼ毎回定期検診とは別に、何らかの検査がありました。
34週で体調不良になり、2泊3日入院しました。
入院は出産の時も一番安い大部屋にしました。個室ではありません😭

通院のための交通費は別です。 公共交通機関での通院1,000円×13回 タクシーでの通院4,000円×3回だとするとプラス25,000円です。
なのでこの時点で、自己負担は50万円を越えています

ざっくり交通費を含めた合計金額は TOTAL: 932,100円 です。
ちなみに私は、妊娠後期特に体調が悪化したため、正期産に入った37週で、予定より早く計画出産をしていますので、妊婦検診が11回と少ないですが、 予定日通りに出産される方や、双子以上の方は妊婦検診が多くなるので、出費もさらにかかることになります。

産後検診

産んだら終わりではなく、産後も検診があります。赤ちゃんと母親が同じところもありますが、私の産院では、1ヶ月検診(小児科)&6週間検診(産婦人科)は別でした。

産後週数金額(円)内容
44,4201ヶ月検診(小児科)
64,4206週間検診(産婦人科)
6640薬局(処方箋)
91,910肛門外来
9640薬局(処方箋)

 TOTAL: 12,030円  私は産後、痔のような症状があり、産後6週間検診と、その後に外来に行き、薬を処方してもらいました。
繰り返しますが、通院のための交通費は別です。
こどもの1ヶ月検診では、赤ちゃんも小さく、私の産後の体調もあまり良くなかったので、タクシー約4,000円×2で、公共交通機関での通院1,000円でした。(肛門外来は幸いに徒歩圏でした) 交通費プラス9,000円です。
最終的に産前産後の通院(+交通費)で、約95万円
出産一時金42万円を差し引いた 合計自己負担は53万3,130円でした・・・。


巷で良く言われる出産にかかる費用全国平均50万円(自己負担約8万円)というのはあくまで「平均」です。(しかもこの計算はあくまで分娩の入院費用で、全体ではありません)
少子化と言われる原因のひとつにお金がかかることがあるのは間違いありません。

出産はなぜこんなに負担なのか?

妊娠・出産は母子ともに命の危険があるにも関わらず、なぜ保険適用外なのでしょうか?本当に疑問です!😓



ちなみに私はセレブ院での通院・出産ではありません。

「平均」の数字マジックに騙されないよう、しっかり計算してお金をためておきたいですね!
今回ご紹介したのは、あくまで通院費用です。
赤ちゃんグッズなどはまたです。

この記事を書いた人
まぜそば

外資勤務会社員。現在東京都内で二人の乳幼児を子育て中の30代。多忙な会社員生活の中で、自身の妊娠をきっかけに「産後オタク」と化して女性のライフスタイルの中で重要な産後について考え始める。好奇心たっぷりの筆者が実際の経験をもとに自分と家族がラクになるコツ&産後の「これが知りたかった!」情報をわかりやすく発信中。

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