最近の妊娠は、分娩施設の減少により、分娩予約の争奪戦から始まり、産後も保活など休む暇がありません。
私自身は産後、地域の赤ちゃん会などに参加し、情報を得ようと頑張っていましたが、そもそも同じ時期に出産したというだけの方といきなり仲良くなれるほどのコミュニケーション能力も気力も産後にはありませんでした。なので「ママ友作りましょう!」みたいな周りの言葉が圧になり、苦しかった記憶が・・・。
それに保育園探しの保活にしても、このご近所さんで同じ学年の子を育てる親同士はある意味ライバル・・・。うーん。ママ友って何?(泣)私の中でうまくいかず、孤独な子育てが続きました。
そんなとき、私を救ってくれたのが、スマホ片手に検索できるオンラインの中でした。
情報や素敵な人との出会いには救われます。私もこれからご紹介するアプリがなければ、今この世にいただろうかと思うほど、悩んだときに寄り添ってくれるものでした。
ただ、オンラインの情報には色んなものが含まれています。惑わされたり、だまされたり、お金や時間を奪われることもあるということを念頭に置き、上手に活用しちゃいましょう。すべて無料で利用できるものをご紹介いたします。
ママリ

全国で最も使われている妊娠・出産・育児に関する情報発信アプリ
登録は女性のみ可能だったと思うのですが、今も変わりないですかね?
アプリ版には「ひろば」という気軽に質問ができる匿名のコーナーがあります。質問でなくても構いません。疑問や今感じてることをつぶやいて、誰かが返信や回答をしてくれます。

匿名性が高く、追うことが困難
このアプリの良いところはその「瞬間」を匿名の誰かとコミュニケーションができるところです。非常に匿名性が高いです。というのも、自分の名前やアイコンを変えられるのですが、私の感覚では半数以上の方が初期設定の匿名を使い、アイコンも設定していない方が多いです。かくいう私もそうです(笑)
ほかのSNSでは匿名といえど、みなさんだいたい名前を設定していますよね。私だったら「まぜそば」みたいな。そして、かぶってしまったら名前やアイコンを変えて個を判別できるようにしますよね。でもこのママリではデフォルトのままの方が多いため、【匿名中の匿名】です。
そして、その方のプロフィールに飛んでも、質問履歴は他人は見ることができません。(ただ回答履歴は3つ見ることができます。)フォロー機能もありません。なのでその人の人となりがわからない!のです。
過去の投稿もキーワード検索することができます。が、私の感覚ですと、数日経過した質問に回答しても反応がないことが多数です。感覚的には数分から最大でも24時間以内に誰かが回答して終わるという感じ。
なぜこんなに過去の投稿に回答がつかなかったり、質問に対する回答が早いのかというと、ママリには質問に一番に回答すると「一番乗りボーナスポイント」が付与されます。これが影響しているからじゃないかな?と思います。そして匿名性が高いので、のど元過ぎればの頃に届いた回答に皆さんわざわざお返事しないのかなという印象です。あとは、アプリのプッシュ通知が多いのでオフにしてるからかな?私もですが・・・。
なので一生懸命時間をかけて考えて回答せずに済むような、サクサク答えが知りたいときに私は利用しています。具体的に以下のような質問がママリには向いている気がします。
多数決で回答が知りたいとき
回答しやすいよう、「いいねで教えてください」などの形式で質問すると、わざわざ文章は書けないけど、いいねボタンならと押してくれる方がたくさんいます。
聞きたいことを気軽に聞けて、フォロワー数も友だちの数も関係なく、たくさんの子育て世代の方の意見を聴衆することができる最高のアプリだと思います。
妊娠検査薬やエコー写真に詳しい回答が得られる
ママリの次にすごいところは、これだと思っています。排卵検査薬やエコーの写真に皆さんめちゃくちゃ詳しいんです!!!
もちろん匿名の場なので、うそを書いてみる人も世の中にはいるかもしれないし、そもそも意図してなくても間違いはあるので、絶対ではないのですが、私は特に妊活中や妊娠中ここで救われました。
例えば妊活中に、排卵検査薬の写真を持って、毎日病院の先生に診てもらうことは現実的ではないですよね・・・。
孤独な妊活中に、ママリで排卵検査薬の写真を載せると、「強陽性だと思います。今日タイミングです!」とか、基礎体温の記録のグラフを載せると「〇日が排卵日かなと思います」などかなり答えてもらえます。
エコー写真も、私は二人目でもいまだにさっぱり見方が分からないのですが、皆さん本当に詳しい方が多いです。
あと病院では、なかなか先生が忙しくて細かいことが聞けなかったりしますよね。なので、ここでいろいろ聞いて、すっきりしたり、産婦人科の先生への質問の予行練習でママリで質問するのもアリかと思います!
育休中に保育園に入れるという情報もここから
当時二人目を妊娠していた私は、上の子の預け先が認可外保育園でした。認可外は仕事をしていなくても、仕事復帰しなくても預けられることは知っていましたが、二人目を妊娠中は上の子を認可保育園に預けられるということをこのママリでたまたま知りました。
その質問は確か「産休中だからお迎え早く来いと保育園に言われた!いやだどうしよう!」というもので、何人かの方がかなりヒートアップして「堂々と預けたらいい!」とか、「いやこうしたほうがいい」などいろいろ盛り上がっていました。
あれ?産休中に上の子を預けられるの?仕事して預けても、産休から育休中に要件が変わる(つまり点数が低くなる)から退園させられると思い込んでいたのですが、一度入園したら、要件が変わっても、預けられる条件を満たしていれば引き続き預けられるとのこと。
急いで住んでいる自治体の保育園課に問い合わせました。するとはい、預けられます。と回答が。えー!知らなかった・・・。(この辺りは各自治体で規則が異なることがあるので、聞いてみてください)
保育園入園に関する情報は本当に少ないので(そもそもこのママリの質問もすでに入園している方同士の会話であり、私は本当にたまたまクリックしただけです)、ともあれ保育園の話で盛り上がってくれていて、助けられました・・・。
これは当時の私は、こういった匿名性の高いオンラインのプラットフォームだからこそ得られた情報だと思いました。
保育園に関する記事は今後まとめようと思いますので、また詳しく書きますね。
注意が必要な相談も?!
大活躍のママリ。いつもたくさん素敵で有益な回答を得られて、いつしかどんな質問もここでしている自分がいました。しかしヘビーユーザーの私があれ?と思った質問をまとめました。
仕事の細かい内容についてや地域差のある質問は避ける
最近、地域のタブも新たにできましたが、私の感触として、エリアや仕事内容を限定するような回答は的を得ないものが多かったので注意が必要です。
例えば、「都内正社員で〇〇の仕事をしています。会社から妊娠の引継ぎで〇〇について困っています。」というような質問をしても、「今は仕事を退職した主婦の私が思うのですが」という回答や「関西のほうなので都内の通勤についてはよくわからないのですが」と言って回答をくださる方がほとんどでした。
先にも言った通り、すぐに回答がつくことが多いのですが、必ずしも同じ境遇の方や状況を理解して解決策を持っている方をが回答してくれるとは限らないので、注意が必要です。
夫についての質問であわや離婚?
私は一人目の育休中に、夫にも育休を取ってもらいたかったのですが、叶いませんでした。頭ではわかっているのですが、産後の恨みは一生。休んでくれなかったことを思い出すと、いまだに悲しくなります。
そんな悩みをツラツラ質問に書くと、ついた回答は「私の旦那さんは育休取ってくれました。取ってくれないのは愛されてないからではないですか?」という回答。大変落ち込みました(笑)え?これってうちだけなの?と・・・。
削除してしまったのですが、スクショとっておけばよかったなと思います。はい。
ところが最近になって保育園に通い、他のママさんたちと話すと、「夫が育休を取れない。世の中変わってきてるけど、でもやっぱり会社から圧がかかっているようだ」とおっしゃるんです。それ、私と同じ悩みです!と。他にも、これは私の質問ではないのですが、「夫の〇〇に悩んでいます」という質問には必ず「離婚一択!私もシングルになり、すっきりしました!」という回答の多いこと・・・。そうか、離婚が解決してくれるのか。と私もおかげで一時期、離婚しか頭にありませんでした。けど、今思えば他にも方法はあると思います。ここはあくまで匿名の場。そこまで深いコミュニケーションが取れる場ではないんですよね。
結論:妊娠関連の強い味方、仕事や家族については境遇が同じとは限らない
なので、匿名といえど?匿名だから?分かり合えない境遇の方からの回答だったり、もしかしたら虚偽の回答があるかもしれませんので、あまり真剣な家族や仕事の悩みはここでしないのが正解かなと思っています。
ただ、妊娠出産に関して、打ち解けやすく、医師に質問するほどではない疑問などを気軽に質問して回答を得られるとても良い交流の場だと思います。
ベビーカレンダー
次におすすめしたいのがベビーカレンダー(略してベビカレ)です。

専門家に無料で個別相談ができる
このアプリもママリ同様、相談ができるコーナーがあります。そしてママリとの違いは、助産師や栄養管理士などの専門家に相談することができます。

夜間授乳がつらいとか、離乳食や卒乳について困っているなど無料で質問ができるのでおすすめです。
特に産後のガルガルしているとき、助産師さんの言葉以外、入ってこないほどつらい時期がありました。お医者さんや保育士さんや先輩ママの言葉は新米ママの私にはにきつすぎる時期があり、助産師さんに相談ができ、たくさん救われました。
東京都助産師会 オンライン助産師相談
東京都在住の方限定になってしまうのですが、Zoomでの無料相談ができます。
【コロナ禍で不安を抱える妊産婦の方へ】
— 東京都福祉保健局 (@tocho_fukuho) September 13, 2021
東京都助産師会の助産師がオンラインでつながり相談をお受けします。妊娠中のこと、産後のこと、生まれてくる赤ちゃんのことでお悩みの妊婦さん・産婦さん、是非ご利用ください。https://t.co/LhR90EaNVR pic.twitter.com/w4wxXapEgN
お住まいの地域にも似たようなサービスがあればぜひ!
日本助産師会の全国の相談窓口はこちら
インスタは視覚的に情報が入ってきて、とても分かりやすいです。
私もここで、家事や片付け、インテリアなど日々情報収集しています。
PRやアフィリエイトであふれている
インスタは学べる反面、消費しすぎに注意が必要です。PRとは平たく言うと広告です。TVで流れるCMと同じ類です。アフィリエイトも広告です。いずれも広告っぽくないですが、広告なのです。企業はTVCMを流せば売れる時代は終わり、今の主流はアフィリエイトです。アフィリエイトとは、紹介者が商品を紹介し、リンク先から購入されたら、購入金額のうち一部がその紹介者に入る仕組みです。
いつも投稿を見ているフォローしている方が、実際に使って良かったとからと商品を紹介して「紹介した商品は楽天ルームに載せています」など購入ページへのアクセスを促します。いつも有益な情報をくれるあのフォローしている方が紹介している商品だからとクリック一つで簡単に購入完了まで行ってしまいがち。楽天マラソンなどの時期はセールだからと買わせる投稿が多く、消費過多になりがちなので、注意が必要です。
またアパレルのお店などフォローしていると、ストーリーで新作出ました!今なら10%オフ!と「今買わなきゃ」モードになることも・・・。
ネットワークビジネスもあふれてる
こどもを妊娠することができる女性は、男性よりも直に健康と直面するので、とても意識が行くようになることも。
かくいう私も妊娠中につわりで悩まされ、世の中こんなに自分の身体に影響があるもの(←つわりの症状を引き起こすもの)であふれているのかと、その頃から口に入れるもの・体に触れるものを選ぶ基準が変わりました。
また産後の離乳食の開始時期から、「この子には良いものを食べさせて健やかに成長させてあげたい!」とやはり口に入れるもの・体に触れるものには引き続き(というかさらに強化して)気にするようになりました。
健康について熱心に発信しているアカウントをいくつもフォローし、その人たちが使っている商品を購入しようとしたら、ネットワークビジネスのものがとても多かったのです。ネットワークビジネス自体、私は否定しませんが、一度購入すると続けさせる仕組みづくりがすごいなという印象です。なので、腹をくくって購入しないといけないので、私は結局直接は購入しませんでした。
直接ではないというのは、フリマアプリで購入をしてみたことがあります。いくつか何度か購入しました。けど、他のものが良かったというのが私の結論です。もちろん合えばとても良い商品だと思いますが、私はうーん、、アイハーブとか、ほかで買うほうが安くて良い品だったという結論でした。はい。(フリマアプリで購入すると、品質が落ちたものや、偽物が届くと説明を受けましたが、はい。そうなんですか。へえ。という感じです。。すみません)
こどもや家族の思い出を残せる
とはいえインスタも、赤ちゃんや家族の記録を残すにはとても楽しくて便利なアプリだと思います。成長を残したり、例えば離乳食の記録用などにも個人的には活用できて、おすすめです。
ツイッターはインスタと違い、画像や動画がなくても、文字だけで気軽に投稿ができるSNSです。10年くらい前まではオタクっぽい男性がメインユーザーなイメージでした(すみません!)が、今では子育て世代の女性もたくさんいらっしゃる印象です。投稿が文字だけで良くて気軽なので、いろいろな方が利用しているのではないでしょうか。
保活用にお住まい市区町村のアカウントを作る
特に保活用に1つお住まいのアカウント作ることをおすすめします。ママさんのアカウントと、あとその市区町村の議員さんをフォローしてみてください。結構みなさんツイッター上で子育てや保育園について交流して情報交換をしています。
特に保育園関係はタイムリーな情報が命!相互の交流ができるツイッターは本当におすすめです。
SNSのアルゴリズムには注意
これはツイッターのみならず、他のSNSでも共通する注意点なのですが、やり取りのアクションが多い(いいね!を押す、コメントするなど)ユーザーさんでないと、その人の投稿を見逃してしまうことがあります。これはフォローしている人数が特に影響するので、1つのアカウントでフォローしすぎないことが、情報の取捨選択には大事かなと思います。
フォローしすぎない
これも感覚的ではっきりとこう!と断言できないのですが、フォロー数は200台までならなんとか情報を追うことができるギリギリのラインかなと思います。300を超えると、とたんに追えなくなることが多くなります。情報収集に特化し、時間を有効活用したい場合はアカウントをもう一つ別で作る、リストを管理するなど対策するといいかもしれません。
リアルでは出会えない方と交流ができる
保活以外にもたくさん有益な情報があります。文字だけで投稿ができるので、多くの方が気軽にやれるSNS、それがツイッター。ちょっと変な言い方をしますが、「お金持ちが暇つぶしにやるSNS。それはツイッター」だと思っています。普段お目にかかれないような博識高い方と交流することも可能だと信じています。
私も一度だけ出会ったことがあります。不動産経営をされている女性の方でした。それまで経営者というのはクールなイメージを持っていたのですが(その側面ももちろんあると思います)、もう、むっちゃくちゃ優しくて温かいのです!!お子さんもいらっしゃるそうで、私が産後子育てでつらいとき、ふとつぶやくと、コメントしてくださいました。アドバイスも的確で、そして優しい。泣きながら、嗚咽をあげて読んでいました。(気持ち悪くてすみません!💦)もう大ファンでいつも目をハートにしてツイートを追って見ていました。
でもそういう方は、ツイッター上でたくさんのフォロワーが欲しいとか、SNSを通じでお金儲けしようとかそういう目的ではないため、去り際も潔いです(´;ω;`)ウッ…簡単には会えない。そう、もう神の領域ですね。
神様にはなかなか出会えないかもしれませんが、普段出会えない素敵な方たちにたくさん出会えるのがツイッターだと思っています!
素敵な方を見つけたら、即フォローしてみてください!
あとこちらは私のツイッターアカウントです。よかったらなんですが、本当に恐縮ですがフォローしてくれたら嬉しいです😆
リアルもできれば
無理に仲良くする必要は全く無いですが、やはりリアルでのコミュニケーション(先ほど書いた事例はこちら)は温度感が知れるので、少し話すだけでもしたほうがいいと私は思います!(私のようなコミュニケーション苦手だと疲れるけど・・・)
ただでさえ妊娠出産時期は、今まで必要なかった情報が必要になる時期です。今の世の中、情報であふれかえっていて大変だと思うので、うまく活用して、より良い情報をゲットして、産後を少しでもラクにお過ごしください。
また私のブログも更新し、「ここに来れば産後知りたかった情報がある!」というサイトを目指していますので、よろしくお願いします!
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